なかよし2003年5月号感想

すごいです、付録のカンペン。ここまでしっかりした付録は十年間見ていますが初めてかもしれません。外せる形のふたも、部品が少ない分コストダウンだけでなく壊れにくくなっています。
賭けているのでしょうか、この作品に。

「LOVEの思い出☆大募集」は面白い企画ですが、「ザ・ネクスト」と重ならないでしょうか?
また、誰が描くのかもはっきりしていません。有沢遼先生が審査員、ということは一つは有沢先生でしょうが…新人だといいのですが。
まあ、場が少しでも増えてくれるのならそれにこしたことはないです。

ピッチ かみちゃま ほっぺ どープリ ナージャ JF アイ ロリポップ ワイルド ドッグす ミュウあら うるきゅー chW 予告

ぴちぴちピッチ
気がつくと大きく成長しています。口元の色気や肌の現実感がかなり高いです。
お風呂でもブラをつけているので、のぞきといってもあまり説得力はないです…出し惜しみするなよ(ぼそ)
やはり男の裸は出し惜しみをしなくていい分、力を入れているのが分かります。
あーんはかなり爆発しました。うらやましい!それほど料理下手ではないようですね。
エリルのバカはアニメでもお約束になるのでしょうか?
コーラで酔っ払うのもある意味お約束です。クレヨンのような質感の書き文字がなんとなくいいです!
キスの瞬間のドアップの口元はかなりの色気ですね。
るちあちゃんからのキス、結構ドキドキします。
服を着ているということは何もしていないでしょう。
で、どうやら風邪がうつったようですね。
波音…海月先生にはちょっと脈ナシですね。
くるくるしている生徒、教師一同は結構面白いです。
布団をはいで、汗でも拭くのか思ったら頭で熱を測るだけにはなんか力が抜けて笑えます。ラブラブですね。
さて、四人目は…
アニメは結構人気が出そうな気がしました。単純な色遣いや音楽が子供が喜びそうな感じです。

かみちゃま かりん
弱くてちっぽけなはずの人間が神さまの力を持ってしまったら…不幸に決まっています。
理性が持たず、心の闇が吹き出せば自他共に不幸にするでしょう。
善意で使おうとしても、もっとたちが悪いことになりかねません。善意が悪い結果になったら悲惨、ましてそれが巨大な力なら…
ヒトラーなど残虐な独裁者もそれに近いのかもしれません。
いつものCGとは違うカラー扉は不思議な印象です。
うさぎとびと鉄下駄ローラー引きは体に悪いですよ?若いのですから、体力を高めるなら水泳が一番いいのでは。
体を鍛えることによって心を鍛え、神の力を使えるようにする…なるほど。
和音くんたちに両親が見当たらないなど、こっちの家も色々ありそうですね。
新しい生活のときめきはきれいにまっすぐ伝わってきます。
多分、和音くんも姫香ちゃんも生徒会長があいつだということぐらい知っているでしょう。
少女マンガらしい親衛隊の意地悪も独特の味がついていいですね。しかもそれが結構重い謎につながっています。
無理に怒りに持っていくのが少し切ない…そして、孤独に気がついてしーちゃんを思い出し、泣き出すまでの心の動きも巧みな間でよく伝わってきます。
そして第二の王子さま…これはまさしく少女マンガですな。
倒れて横向きになるのもうまいです。それからのにへら、そして突然の神の出現…色々とびっくりします。
ふと思ったのですが、現実にこの格好の人が目の前に出てきたら…変態だとしか言いようがないでしょうね。
あと、ふと気がついたのですが、変形コマは使っていますが斜めの枠線はほとんど見られないのが興味深いです。

ほっぺにチューボー!
ヤミーちゃん、一見成長していないように見えるのですが悩みの内容はすっかり思春期のそれになっていますね。
しかしすごい展開です。
一青くんはヤミーに横恋慕、だとばかり思っていましたが…「おれにも望みあんじゃん」にふと違和感を感じました。
わけが分からない気まずさ…考えてみると、それをきちんと描いている少女マンガなんてどれだけぶりにお目にかかるでしょう。
剛くんの心情も結構描いていますね。
その雰囲気に耐えられない、自分の気持ちを制御できないし感じるのも怖い…
こんな怒り、理不尽としか言えません。でも、それが青春というものです。
ホッペが珍しくヤミーちゃんを突き放しましたね。
「オレの愛…たべとく?」はかなり決まっています!
あくまでヤミーのものしか口にしない剛くん、愛ですね。
いきなりこう来るとは思いませんでしたが…もうパニックです!

どーなつプリン
W新キャラ、というかモブに名前がついたというか…が意外な活躍でした。
席替えがどれだけ重要か、昔を思い出します。
星野くんを誘って、これだけ褒め上げて…「翠くんのとなりに」爆笑!
女って怖いです。だからって変な道に走らないで下さいね、星野くん。
このダーツは面白そうです。そういう手もありますよね!
チョッカー13には爆笑でした!いいのでしょうか、こんな事をして。
最大狙撃距離2.48km…M16の5.56mm弾では絶対無理、5.56mm*45でまともに狙撃ができるのは500mまでです。7.62mm*51NATOでも1km、12.7mm*99でも1.5km…20mm弾なら可能なのでしょうか?
これだけカッコつけてひょろひょろ弾、でもしっかり的は射抜くのが変に笑えます。
で、こうなりましたか。まあラブラブしていてください。

明日のナージャ
うまい!アニメで見ている話ですが、実にうまく処理されています。
ショコラが猫とは大きさが違うことが腕に抱かれることではっきりわかります。
ラファエルとトーマスの関係…うわ、微妙!
ケンノスケも…照れているのがとても面白い。で、一々細かくリアクションしているリタちゃんの仕種が可愛いです!
建築には無知ですので、ハーコート公爵邸がどういう様式かはツッコめません。
展開も素早く、そして「身分」を意識させるのも…やはりかなり感情を刺激されます。
水に映る影で「別の世界」を再確認するのも…
舞踏会への憧れの表現も、静かではありますがとても強いです!
「大切なのはその人が日々をいっしょうけんめいにいきているかどうか」「いっしょうけんめい生きて努力する人の願いはいつかきっとかないますよね」この会話がすごく心を打ちます!そう信じたいです。
そしてこの踊り、ため息です。二人の身長差もよく出ていますし。
瞳でフランシス=星の瞳のナイトと確信させるのもうまい!
静かに恋に結びつけるのも余韻があります。

恋愛向上委員会ジューシーフルーツ
お久しぶりのおまじない特集、最近はこういうのが流行りですか。
コショウは薬効と関係あるのでしょうか?
テストのおまじないで、消し忘れて好きな人の名前のまま出してしまったら…とんでもないことになりますね。
しかし、イシュタルという名前はかなり危険では。決しておとなしい神様ではないですよ。むやみに昔の神様の名前は使わないほうがいいです。
でも本当にいつも好きな人と近い席になれたら幸せですね!僕なんて3年間同じクラスで、一度も近い席になったことはないですよ。

アイがなくちゃね!
こういう話、いいです!
「かわいくなってドキドキしてる」その通りですね。
二人とも似たセンスをしているとは…確かに夫婦ですね。騒ぎ立てるみんなの気持ちも分かります。止めたいですが、小学生の頃の僕にその勇気は…
「これで安と遊ぶ」という言葉、悲鳴が出そうになるほど興奮しました!
今だけですからね、男の子と対等に遊べるのって。今思いきり遊んでおけば、それは素晴らしい思い出になり、これからの疾風怒涛の思春期を乗り切る力になるはずです。うらやましいです!
アイちゃん、余計なことするなよと言いたいですが…この結果は最高!
R15な妄想は笑えました。
楽しく遊んでいるのはうらやましいです。多分、僕は…どこかで石でも拾っているでしょう。
こうして一緒に寝転がるなんて、もう当分ないでしょうね。胸が切なくなります。
かかったのが安くんのほうだ、というのは嬌声をあげました!
逃げちゃうアイちゃん、そして…大胆大爆発な安くんにはもう転げまわりました。息ができません!
抜け出したよ!二人で!うわ、本当にバカップル!天子ちゃんの戸惑いも分かりますし、そして感情が暴走して素直になってしまっている安くんに…うわ、たまりませんよ!
この緊張感…うらやましい。
わかんないけど止められない…面白いのは、これは決して嘘じゃなくて安くんの百倍に増幅された素直な気持ちだって事です。
ボートから落ちて効果が切れる、というのも面白いです。
先生にとってはほとんど悪夢ですが、一つ間違えれば事故ですし。
この夢もいいですが、こうして仲良く寝ているのが最高です。
こんな時期がずっと続けばいいのに…これから性に目覚め、お互い目を合わせることもできず激しい感情を制御できずに傷つけ合う苦しい日々が始まるのか、と思うと切ないです。

まもって!ロリポップ
みんな以上に人権無視の試験官ですな。
絵も随分成長しています。やはり連載は人を育てますね。
微妙にコマ割りが少年マンガのような…これは迷惑ですね。店員から見れば泣きたいでしょう。魔法で直せばいいのに、というのは仕方がないことで。
いきなり過激な攻撃が、何事もないかのように…いい登場です。
ウィルって昔の作品に出て来たキャラでは?
お姫さま気分で着替えさせてもらって、これって実は女の子にとって憧れのシチュエーションでは?
外見はただのビルだが、ってすごくジャンプなパターンですね。
全ての階にボスがいて、そしてフォルテが吊天井を支えて事切れたり…という想像はいい意味で裏切られました。
この状況でこの問題に答えられるとは…すごい。
筋肉男(きんにくマン)って版権は大丈夫でしょうか?
ボケた失敗魔法は笑えました。
声を失っても書けばいいのに…
しかしこの試練はうまいですね。
「答えは両方だ」はかっこいいです!
それにしても背景がすごい。これだけ破壊を表現できるなんて、少女漫画のレベルじゃないです。
この魔法戦闘の迫力は流石ですね!
次号はお休み、再開と言うことは「ザ・ネクスト」初の延長決定でしょうか?やったあ!

ワイルドだもんv
新しいタッチがこなれてきているのが分かります。
最後の31ページはとても素敵でした!
女の子らしく平和な朝に、突然足が飛び込んでくる…コメディ路線でしょうか?
窓ガラス一枚+工事代が何日働くのに相当する値段か、一度教えた方がいいのでは…
ぬいぐるみは息がない、確かにそうですね。
モノローグがいつか「少女千野に恋をする」とパパの小説になったのが笑えました。
ミズタマだろうがヒモだろうが、野生児にはパンツなど何の意味もありません。ただの布です。用があるのはパンツの中身だけですから。
下着に興奮し、羞恥を感じるのは文明人だけです。
でも千野ちゃんにとっては変態以外の何者でも…まだ本格的に男の子として意識しているわけではないようですね。
まちこちゃんのキャラクターもいいですね!とことんマイペース、さりげなく優しい…
平和だと思ったらこれとは…笑えます。
「ぜっんぜん知らない赤の他人!!」と叫んでるの、全身で知り合いと言っているようなものでは…
弱肉強食に慣れていると、初対面の人に食べ物をくれるのはすごい…かもしれませんが、それも君がイケメンという強者だからです。いじいじ。
カバンぶつけられて冷静に「かばん忘れてる」って、かえって怖いんですが。彼女が怒ったらどうなるか…秋子さんを怒らせるようなものですね、自殺行為はやめておきましょう。
で、今時珍しい三下で。「ヘルメットをかぶらないと犯罪です!!」は親切ですね。
車を伝って飛んでいくアクションシーンは強烈!
本当にナイスボーイです。
やっと知り合いと認めた笑顔、とても素敵です!
いきなり普通の学校に行っても絶対ついていけないですよ、言葉だけじゃなく全教科追いつくのは大変なことでは?
でもどんなドタバタをしてくれるか、絵も期待以上にきれいになっていますし、楽しみです。
特にアクションが楽しみ!何も考えずに女子更衣室に踏み込むのも楽しみですが。

ふぉうちゅんドッグす
良くも悪くもアニメに支配されていました。
もっとじっくり続けて好きに描かせれば、その力をもっと出せたと思うのですが…
でもよかったです。
問題は真伊藤先生の次です。次号予告にはありませんが、四コマに戻るのか…

東京ミュウミュウあ・ら・もーど
旧メンがその他大勢扱いとは……そう言えばみんな出番なしですね、今回。
静かにパニック状態のベリーちゃん、可愛いです。
気絶したから夢とするのが安全でしょうか…でも突然体調が変わったら?
マシャに続くマスコット二代目…どうでしょう。
感覚も運動能力も進化しているの、ある意味うらやましいです。
おとうさんのお母さんに見える容姿、「おとうさん」を冗談と流すところなどいいキャラクターですね。
このジャンプは華麗でした!本当はいちごちゃんたちもそうなのですが、あまりそういうシーンはありませんでしたね。奇行ばかりで。
ニンジンスティックを食べてるのが可愛いです!
しかし、学校をサボるのはよくないですよ。
考えて見ると名門お嬢様学校に侵入するとは…いい度胸です。
たすくくんの強引さ、素敵ですね。デビュー作を思い出させます。
パーカーをかぶせてくれるのもカッコイイです!このデートはどう見てもラブラブカップルですが。
「ベリーの喜ぶツボを心得ているから」と言う言葉、感動しますし自分と比べると胸が痛いです。本当に相手のことを見ることができる彼、何年も近くにいても何も分からない、見ることができない僕…根本的に人間としての質が違うんだな、と思うとこれ以上ないほど悲しいです。
ダンクができない、ジョルダン標準形理論が理解できないより致命的ですし、それ以上にどうしようもないです…
感謝の言葉に一線を超えそうになり、抑えるたすくくん…今の僕より大人ですよ、君。本当に素敵な男の子です!
いきなりエイリアンに襲われて、江戸っ子ですか新マスコットは!猫耳娘を思い出しますね〜。
戦闘はあっさり、でたすくくんにばれる…この展開の早さもいいです。
しかし、アニメ終了については作者コメント一言だけですか…特集を組んだ「満月をさがして」とはえらい違いですね。

うるきゅー
ううむ、すごい暑い展開ですね。こういう決闘、すごく燃えます。
シュートとは無関係なのですか…SLAM DUNKの赤木との対決のように、玄人が十本、素人一本で勝負したほうがわかりやすいのですが、それではこういう勝ちにはできませんからね。
技術的には圧倒的に差があることがあまり伝わってきません。
純粋に体力と気力は伝わってきますが。
どうせなら小泉のレッグスルー(空中で足の間にボールを通してぶちこむダンク)やトマホーク(腕を伸ばして叩き込む)、ウインドミル(空中で大きくボールを振り回してぶちこむ)や360(空中でフィギュアスケートのスピンのように回ってダンク)を見たかったですが…
必死でもぎとる姿には何か…今恐ろしいことを思いついてしまいました。もし全ケツ(スラダンファンなら分かるはずです)をやったら…
しかし、あっちは忘れてみるとこの小泉と多聞、かっこいいです!
あ、「…………へへ…とったぞ……!」はいいのでしょうか?鼻血は出ていませんが、カメラアングルまでSLAM DUNK一巻P117なのですが。
シロート相手に抜けない、まさか一本もシュートを打てていない?
やはり天才ですか、多聞。あみを渡さない、という気迫ですが。
そしてこのメールの交換、もう完全に心は通い合いましたね。ほっとしました。
あ、小泉くんこっちで男子バスケ部…潮見には戻らないようですね、ちょっと残念。まあそれ(Dunk Like Lightning4)はそれで、こっちで勝手にやります。それに、全国大会や全日本Jr.で、というのも楽しそうですし。
多聞の気迫が小泉も救ったのがなんだか感動です。
あみちゃんも、それに応えるには…勝つしかないですね!
かっこいいです。
で、それがこうなるとは…痛い!さあ、楽しみになってきました。
冷静に見るとただのバカ、体調管理はちゃんとしろですが、これくらいの障害がないと。

ちゃんねるW
つくづく惜しい作品でした。アイデアはとてもよかったのに…
しかしミスリードがうまい!本当にUFOにさらわれたとばかり思ってしまいました。
この真相はあまりにも意外で、驚嘆しました。
このスクープ報道は放送されて…いないですね。現在の技術なら携帯で撮りながら送るか、デジタルビデオを携帯につなげればいいはずですが、機材を持っているまたはスタッフが一緒にいる様子はない…ハッタリのようです。
でもかっこいいです。ハッタリだとすぐ読まれて追われたようですが。
オーパーツを悪用しようとしている団体…それはそれで面白い展開になりそうです。スプリガンとリンクしてくれたら最高ですが…僕がクロスワールドで書いちゃいましょうか。
自分勝手な欲望のために使ってはいけない力…最後に強烈な警告を残してくれました。「この時計を作った人々がなぜ今この世界に存在しないのか」この言葉が暗示するものは強烈です。
今の我々の文明も、核兵器やバイオテクノロジーの失敗による新種ウイルス、そして暴走温室効果などで消滅し、何千万年後か回復した世界にまた出現した知的生命体がオーパーツとして発掘するかもしれない…
捨てるのも悪い選択じゃないですね。でもこの程度の谷川なら後で探されそうですが。
橋が壊れる瞬間のスリル、そして最後の…必死の願い、ため息です。
そしてさりげなく登場した本物、すごく嬉しくなりました!
「その時計を生まれたときから持ってるぼくはいったい何者なのかなあ」と、さりげなく本来描きたかった壮大なストーリーを暗示する…残念で胸が痛いです。
キスも素敵でした!
そして、うわあ!
次の連載が楽しみです。今度こそ、実力に見合うスーパーヒットになって欲しいです!

「娘。物語」は今までのようなオフィシャル(と書いてスポ根ワンパターンと読む)ストーリーではないのでしょうか。
六期メンバーの成長待ち、としてもミニモニの改編など描くことは色々ありそうですが…

白沢先生の連載は…素直に喜びましょう、これでレギュラー復帰なのですから。「常に楽天的であれば、力は何倍にもなる(パウエル)」
「モーニング娘。」関係であることはとりあえず忘れて、昔懐かしい「まんがはじめて物語」だと思えばいいです!

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