なかよし2000年4月号感想

今月、ついに説得に負けて、りぼんを買ってしまいました。ちゃおも買うつもりでしたが、某コンビニには入荷なし・・・。今日、夜が明けてから本屋で買います。

セーラームーンの再放映の知らせ、考えてみますと今間でなかったほうが不思議です。最近あまりテレビには関心がないのですが、再放映の世界はどうなっているのでしょうか。今回の全員サービスは正直、ありがたいです。「スマイルでいこう」の財布をずっと使ってきましたが、かなり痛んできているので・・・。

「カードキャプターさくら」まさか・・・です。ここで転校告白とは思ってもみませんでした。そして、告白シーンには全身に震えがきました。この絶妙な間合い、そして最も簡潔で、正確な言葉、それに優しい「気をつけて帰れよ」の一言・・・胸がじいんとします。あ、そして初めて気付きました。さくらちゃんが、驚くほど成長している事に。体格も顔の造作も、初期とは大きく違います!なぜこの成長に気付かなかったのか!藤隆さんと撫子さんの再会・・・これは、はっきり言って死は絶対であると言う理を壊す行為であり、神に対する反逆に他ならないとさえ言えます。絶対のタブーです。でも、そんな感じが全くしない、ただよかったと言う感じしかしないのは流石。あ、この小狼君の「お母さん?なんて?」聞かれた時の目、これも凄い表現です!圧倒的なまでに、抑制された哀しみを伝えてくれます。そして、桃矢の言葉・・・全てわかっている、その大きさにも圧倒されます。

「恋してアラビアータ」あ、目が出てる。それに00トンハンマー!週刊少年ジャンプネタの連発ですね。エイプリルフールか・・・てっきり一日中抱きしめて甘い言葉をささやいて、夜中まで放さないで・・・日付が変わった瞬間、「全部嘘に決まってるだろ」とでも・・・

「電脳少女Mink」出てきた出てきた、極悪リポーター!しかし、なんとなく冒頭のエピソードで、みんくちゃんの性格が改めてつかめたような・・・危なっかしい娘です。この「はいっ@@コーチ!!」これには笑いました。しかし、なぜ肩を抱くぅううぅっ!!そしてこの赤飯・・・まあ、赤飯は僕も得意ではないです。小豆粥は好きですけど。もうモッくんの生態が楽しくて仕方ないです。そしてイリヤの・・・もう全身の筋肉が引きつっています。もし芸能界がこんな奴ばかりなら、僕はテレビを見まくっています!もう強烈・・・。もう僕の頭の中までお花畑になっています。それでモッくんとのケンカとは・・・これはじぇらしぃ?気付かないMinkもMinkですね・・・。あ、そういえば、三人とも沖縄ロケ、学校はどうしているのでしょう。助けてくれるのは機械ではなく生身の人間、というのもいい展開です!そして待望のキスシーン・・・まあ、どうなるかは見え見えですけどね。

「おジャ魔女どれみ」禁断の魔術・・・その罪は深く、その罰は・・・大丈夫でしょうか。こんなカップルの多いスポットでは・・・僕はしっと団として破壊活動にいそしみたくなってきます。それにしても、妹にまであてつけられるとは・・・悲惨。

「マリアっぽいの!」この美しさは強烈!それにしても、神聖な告悔の秘儀をミーハーラブに・・・あ、このひなたちゃんの肩でおびえてるパウロちゃん、かわいい!なにげにすごく表情豊かです。もうこんな出会いもありだとは・・・強烈。明るいマリアさま、というのもイメージを吹き飛ばしてくれてGood。一体、これからどうなるのでしょうか・・・猛烈に楽しみです!

「恋愛向上委員会ジューシーフルーツ」おまじないって、本当にいっぱいありますね・・・。まあ、気分の問題ですし、よっぽど危険なものでない限り止める事はないでしょう。神秘体系を信じるなら、できるだけめったなおまじないはしないほうがいいのですが。

「けん・けん・ぱっ!」地球に優しければ人間に厳しい・・・当然です。人間は今や、地球の敵なのですから。

「ぜんまいじかけのティナ」ふわっ!ちょっと舌を出したの、最高に可愛い!この島の全景もとても気になります。かえる姫は本物のプリンセスでしたか!とても可愛い、素敵な王国ですね。パンプーの家も・・・全景を見たいですが。僕も一度素顔を見てみたいですが、「Dr.スランプ」のキツネのお面をかぶってる子がたまたま取った時を連想して、緒一瞬背筋が寒くなりました。あの子、お面の下も変わらない・・・。そんなことはないと思いますけど。シャマの両親・・・これは強烈。いいな・・・と見ているティナの表情も印象的です。そういえば、ティナには家族は・・・さみしいのは伯爵も同じのようです。のぞきモードの男爵が妙におかしいです。そして・・・「高価なもの、きれいなものすべてを持っているから」これは、誤りのようで真実でもあり、真実のようでより深い誤りをもっている、重い言葉です。伯爵が求めているのはティナが自分を恋してくれる事、でもそれは決して強制できない、キューピッドのいたずらと90%の外見。「だれのネジでも巻いてあげる」この深い優しさと、恋を知らない純潔な魂には強く惹かれます。パニックになるのは愚かしくも哀しいものですね。ある程度は共感できるのですが、恋心は何物を持ってしても強制できない、ということが・・・。このティナの涙、それはこの世で一番美しいものなのでしょう。

「B-ウオンテッド」てっきり、荒れる海を渡って行った弟を、師匠に忘れるよう術をかけられたものの忘れきれず、背後から北斗七星の形に破孔を突かれて徹底的に忘れてしまい・・失礼しました。この過去、一体どのようになっていくのでしょう。この、背景を少し透かした真剣な表情と複雑で精緻な画面構成に、それこそ胸をガラスの破片で突き刺されたようなショックを受けた、その直後に男の裸で落すとは・・・強烈。この間が絶妙。この三角関係の展開もとてもいいです。微妙で、不思議と軽い気持ちが強く伝わってきます。そしていきなりのラスベガス旅行、どうなるかとても楽しみです!

「セ・ブ・ン」サニオくん、かっこいいです!あれ?この女性、乳妖怪というほど・・・でしょうか?この厳しい指摘と、そしてはっきりとわかっている信頼、多分とても暖かいです。うぉ、携帯の呼び出しが笑点のテーマとは!やりますね。そして自分のやりたい事が見えている人、見えていない人、定められている人、歩むしかない人・・・色々といる、そして支えあえる・・・。

「だあ!だあ!だあ!」この、沈鬱な表現はとても深く心に染み込んでいきます。どっちも・・・この結論、絶対に大人の論理からは出てこないです。それを引き出してしまうとは、それが一番すごい点です!何でこんなことがわかるのか、どうして幼児の心をそのまま知る事ができるのか、ずっと幼児の真似をしてきた僕も忘れているのに、と毎回驚かされます。

「ゴーストハント」安原さん、徐々に本性を出してきていますね・・・。この梵字、別に解読しても意味はないですね。第一、今手元に資料がないですし、記憶にこの字はありません。霊の満員電車、には爆笑です!狭い空間にリンさんと二人っきりで三時間、確かに大変ですけど・・・代わってくれ、と言う声が全国から上がっている事でしょう。この、「足手まといになるようならいってください、帰ります」この一言で信頼した、というのがナルの表情で、正確に伝わってきます。

「うるきゅー」人間って、都合の悪い事は簡単に忘れられるものですね。片想い・・・わかっているはずですが、いつのまにか忘れたのでしょう。「呪うわよ」この一言は笑えました!そして、不思議な事に・・・だんだん、多聞とトモヒロの二人とも、あみとのあに心を開いてきているようです。それがなんだか、痛いです。このミカの邪悪な笑み、その魅力には僕も捕らえられそうで、恐怖感を感じます。まさに獲物を捕らえる女郎蜘蛛・・・。あ、インターネットでの知り合いと、めったに一対一で会うのは、特に未成年女子ではとてつもなく危険です。この点目のおにーさん、なんだかおちゃめ。でも下手をしたら、児童ポルノ法に引っかかりますよ。そして一体どうなるのか・・・まあ、承知の上で引っかかる、これが大人の楽しみ方!!

「ウ・シ・ロNO天使」ユウって・・・本当に強烈な娘ですね。この夢からのケイの生態、見ていて楽しいです。素振り百本×2・・・まあ、小学校の頃の僕には辛かったかな?大学に入ってからは(部とか道場ではなく、一人で体力トレーニングとして)重い木刀で千本やってましたけど。中学の時の剣道部の連中は平気で千本こなしていたと思います。ストーカー・・・って、一体何なのでしょう。確かにやっている事はストーカーですが、心理が違う気がします。確かストーカーはまず強い被愛妄想、そして相手が妄想に反して自分を振り向いていない事に対してまず自分に都合のよい解釈、それから憎悪になり、最終的には相手を苦しめる事、支配する事で関わりを保とうとする、と言う展開だと思いますけど、それとは大きくずれている気がします。それにしても、首相の弱みを握って電車をも動かすとは・・・ふと気付いたのですが、この固有名詞のあざとさ!なかなかいいです。涙から意地がすべて溶けて、という心の動きも自然に伝わってきます。さて、これからユウがどう動くか・・・楽しみです。

「グレープフルーツ」とても空気が心地いいです。実際にグレープフルーツオイルを使っているように。好きになったきっかけ・・・これも、本当にそんななんでもない事から・・・ですね。ほとんどの人に、そういった心の宝石があるのでしょう。食べたかったフルーツパフェ、このエピソードも心を深く満たしていきます。この前回とは一転して静かな時間が、なんとも言えず切ないです。夕焼けの美しさが、なぜか画面を小さ目に取っているのに、不思議なほど深く澄み切っています。そして・・・なぜこんな事になったのか、正直怒りを感じます。片岡君の告白は・・・確かにストーリー上、深海くんへの想いを顕在化させること使うのは納得できますけど、でも・・・その後、青山さんの、別れの後の新しい人生のために取っておいて欲しかったです。とても切ない気がします。このキスの切なさ、そして柔らかな空気がとても・・・。二人で見た、それだけで夕日が特別なものに変わる・・・それが、初恋なのでしょうか。初恋、この言葉をこれほど苦く感じたことはないです。

春ランドの予告・・・もう打ちひしがれているようです。ここまで徹底してベテラン重視だとは・・・これでは新人、若手作家の出番がないも同然です!確かにこのベテランの作品は嬉しいです。皆すっごく好きなのですから。でも・・・そのために、ここまで新人、若手の枠を削るなんて!これでは未来がないですよ・・・。いくつかの名前がない事に、もう世界が崩れるような絶望感を感じています。

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