なかよし1999年5月号

なかよしも発売されましたね。今回は・・・ここまで対象年齢上げて良いの、かと言うのが第一印象です。

「だあ!だあ!だあ!」まだ独立読者ページもない・・・少しギャップがあります。まるで全盛期の「ミラクル☆ガールズ」のような巻頭カラー(さくらと)独占状態なのに・・・。アニメ化はないのでしょうか。ももかちゃん、かわいいです!そして徹底的に未夢ちゃんを敵視するの、わかる気がします・・・ある意味嫁姑対立の原形ですね。でも、「あいしあって」とか「いっちょにすんでてなんにもちないの?・・・」この突っ込みは最強ですよ。ネエ彷徨くん、どうやってがまんちてるの?意地になって変なことになってきていますが・・・大人げないです。彷徨くんの通行証、これはうまい!僕にも思い付かないでしょう。よくここまで子供の心理を分かっているものです。そしてこのボケ、「西園寺くんがももかの新しいカレシ」彷徨初敗北です。彷徨くんの逆襲も凄いですね・・・「まだだれも好きになったことがない」からこうするとは・・・危なく幼年少女誌の範囲を大きく広げる所でした。でも読者サービスにも程が・・・嬉しいですけどね、もちろん。

「恋愛向上委員会寿ジューシーフルーツ」この噂は凄いです。全部本当だったら恐ろしいことですね。特に男カップルと一年生と六年生・・・中一と小六だといいのですが・・・。

「B-ウオンテッド」息もつかせぬ、とはまさにこのこと。金庫は・・・詳しくは「ご冗談でしょうファインマンさん(岩波書店)」を読むことをお勧めします。間違いなく史上最高の金庫破り、なにしろマンハッタン計画の真っ最中、ロスアラモス研究所の原爆についての最高機密情報全てが入った金庫を破ったのですから!しかし次から次へとでまかせ、そして全部信じてしまう沙生ちゃんのお人好しは・・・。正義のためではなく、いい男のためですね。間違いなく。金の熊・・・陶器にメッキでしょうか?しかしこのかっこよさと男の色気はそれ自体が犯罪ですね。ええと、服が引っかかって・・・服の選択も間違っていますし、こういう時こそタクティカルナイフの出番です。そのためにクリップでポケットにとめられ、片手で開閉できるようになっているのですから。そして・・・この状況は・・・同人ガンバ展開の典型例ですね。まあ・・いいじゃないですか、これだけかっこいい男子が・・・以下自粛。

「マリジュン」・・・(脳みそ真っ白)。淳吾はどうやって呼び出したのでしょうか。そしてなぜいきなり・・・。考えてはいけないですね。

「デリシャス!」先輩殺すうううううっっっ!三千代ちゃんの唇があああああああっ!!!!コールドスチール#16トレイルマスター心臓に叩き込んで、同時にバック#650ナイトフォークで頚動脈を・・・いやただでは殺さない、万・・・以下自粛。もう・・・三千代ちゃん、今幸せなら(心臓ぶち抜かれたようです)いいんですが、こんな事言わなくてもいいのに!結局全部黙っているようですね。あれほどの借りがある関係で、そのまま何も言わずに親友と言うのも切ないですが・・・。インド・・・できるなら止めています。核戦争の危険がある所に・・・でもご無事でよかったです。一臣のやきもちがなんだかかわいいです。おとなげないですねえ。今回は結局朱菜ちゃんが中心ですか。かなり情けない感じです。結局、朱菜ちゃん、本当の意味で補完されていませんね・・・「人にやさしくなろうよ」に答える描写、ありませんもの。

「呪って・あっこちゃん」この種の独占欲、結構ありますよね。でもこの妄想、普通逆でしょう・・・あ、そーゆー奴と知り尽くしているから・・・。楽しそうな大輔くんも相当変ですね。しかし、「テ0マ0・・・」まさかやるとは思わなかったです!爆笑。

「カードキャプターさくら」どこまで焦らすのでしょうか。他の手段で魔力を供給することはできないのでしょうか?あ、さくらちゃん偉い!この年で包丁がちゃんと使えるなんて。

「スマイルでいこう」かなり深い絶望にとらわれていますね。なんだか悲しいです。反面笑の光がとてもいいです。これを見ていちゃついているカップル、とは・・・ぼけた作業員ですね。蜂蜜パック、と言えばクレオパトラだけではなく、エリザベートも愛用していましたね・・・「皇后陛下の美容法はミルクの風呂と蜂蜜パック!?」「卵とオレンジでダイエット」「驚異のウエスト50センチ!」(@小池修一郎、宝塚歌劇団)このラーメンは・・・まともです。ここが学校でなければ。

「ほしいのはひとつだけ」・・・・・・・。はっきり言って、恋と言うものが怖くなってきました。背筋がぞくぞくして、同時にどきどきします。「夜どっかぬけだせたら」これも大胆で、この年代としてはこれ以上ないほどいい男なのに・・・かなわないですよ、絶対。精神的にきついです。そしてこのデート・・・言葉にならないです。一応僕、矢野先生と同い年だと思いますが、生きている世界が全く違いますね。最高のファーストデートでしょう。そして靴を履かせるワンシーン、たったこれだけでここまでの圧倒的な表現、ただただ嘆息です。

「おジャ魔女どれみ」・・・こういったタイプのまじめさが迷惑になるのですか・・・今まで気付かなかったです。攻撃呪文は使えないのでしょうか。

「夢幻伝説タカマガハラ」!!圧倒されました。スケールが大きすぎます。竜は自然界・・・日本神話上では山脈ですが、本質的には混沌で、確かにそれ、自然界とみなしてもいいです!それが破壊と憎しみに回り、それによって世界が破壊される、これはもっとも根源的な神話です。そしてこの樹!!世界樹ですね、疑いの余地なく。そこから次の人間が生まれるというのが北欧神話にありました。そしてこの樹は、まぎれもなく人間そのもの、ミクロコスモスであり、同時に全宇宙・・・マクロコスモスでもあるそれに他なりません。北欧神話では世界樹は火によって焼かれましたが、それを竜に食われる形にするのも・・・。そして、「人間への裁きとなるのなら」これはまぎれもなくイエス=キリストの犠牲そのものです!世界を受け継ぐはずの御子が全ての人間の罪を背負って、その裁きを一身に受けて死に、そして・・・復活させる父なる主がここにはいない!胸がはち切れそうです。切なくて、荘厳で、本当の神話です。神話を失った子供たちにとって、これは本物です。もう何も考えず、来月を待つとしましょう。

「スーパードールリカちゃん」アニメ続行バンザイ!ついでに原作にもイヅミ登場!!うれしいです。アクションの迫力も大きく成長しました。このトラップも見事。そしてドールイヅミ登場!きゃわいいっ!いいなあいいなあ。さて、次からどう動くことやら。楽しみです!

「ゴーストハント」本当にやるとは思いませんでした。だとしたら・・・やるのでしょうか。

「COOL!」このかっこよさは言葉にならないです。冷たい画面に炎のような情熱がほとばしっています。連載の間の成長も実感できます。

さて、次は秋元奈美先生の新連載ですか・・・楽しみです。

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