なかよし1998年7月号

「My dear」良い感じです!元々このパターン、得意ですしはるやすみランドで試した大人っぽいムードも決まってます。はっきり行って今までの「高瀬綾」の集大成であり、さらに大化けするのかもしれないです。それどころか、もしかして僕は高瀬綾という作家の事を全然知らなかったのでは。嵐の前のような、ものすごい昂揚感です。僕は本来高瀬先生の保谷~っとした雰囲気がすごく好きだったのですが、それを全く使わずにシャープな線だけでまとめていますし。

「JOKER」も盛り上がってきましたね。春夜君、やっぱすごくかっこいい!!やっぱり比呂井さんと清華ちゃん、自然にくっつきそうですね。このカップル好きなんですよ。しかし上手い!この浦川さんの殺気にも似た美しさ、なんでもありですね、野村先生の絵は。めちゃくちゃ可愛いロリコン殺しと大人の魅力の両方が高レベルで・・・。

「カードキャプターさくら」ついに第一部終了、とこれまたずいぶん長い導入部でしたね。でも月を捕獲するには、この象徴体系ですと光で月の力をかき消し、鏡に閉じ込めてと想像していました。

「デリシャス!」初めから白山大暴走、これは伏線でしょう!「りんご、貴様はまたしても基本を見失った!貴様なんぞに料理を語る資格はない!」わかりますよね。前半部のりんごと一臣との掛け合い、既に夫婦モードに入ってます。しかし冷たいような・・7月7日って高瀬先生の誕生日でもあるのに。そして後半、何しに今ごろしゃしゃりでてきた真人!日本に帰れ!!

「RsR」は新しい試みみたいですね。合理的な作戦を心でフォローする手法は古いのですが。キャラクターがかっこいいですし、男物の小道具がしっかりしてます。「最近ギャンブルにはまった」はなんだか、罠のような気がします。死ななきゃいいけど。

「だぁ!*3」ものってきました。でも地球はもう観光地としては汚染が進み過ぎているような気がします。炭素系の生命体にとっては放射性物質はきついでしょう。化学物質は生化学の体系が違えば(地球上の生命体は現在分かっている限り皆同一です)作用が違うということもありえますが。(本当に何も考えていないんだろうか、支配階級は・・宇宙に逃げるあても無いのに正気で自分も乗ってる枝を切れるのだろうか、それとも本当に逃げるあてがあるのか・・でもそれはトンデモ本の世界)しかし、地球管理者のバカ王子が手を出さなければいいのですが(わかりますよね?絵さえ描ければそれで同人誌が描けるのに)

「ジューシーフルーツ」今回のは又凄く良い話です!信じられないほど大人です。やっぱりトラブルをとく鍵は「自信」ですね。くそ、女子は影でそんな話を・・・僕はさぞぼろくそに言われてたろうな・・・。

「クレヨン王国」ももうすぐと言った感じですね。簡単なのですが。

「夢幻伝説タカマガハラ」はまだ肝心なところが見えてこないです。ここのずれが上手いですね。「戦うべき相手」が須佐之男命とさりげなく読者の意識をもっていっているところが。日本神話のなぞである月読が登場しなくなっていくことをどう処理するのか。那智の扱いは見事・・まさかお風呂シーンとは(誰?タオル邪魔って言ったのは)。

今回の新人賞、応募が150・・いつもは200なのに・・そういえば今朝いつもと違って9時頃コンビニにいったら無くて三個所回りました。いつもは2日の一時頃からトラック待ちするんですが(711は管理が厳しくて無駄です。牛乳瓶が経験上きてすぐ売ってくれます)、兄が起きてて動けませんでした。もしかして配本数が少ないとか・・。

「幻想曲芸団」トト、カカ、ロロ・・カカロット・・

「ツイてるね聖ちゃん」うまいです。妖怪だって・・というところと銀の真剣な目がすごくいいですね。やっぱり雪女の母娘っていいですね。

「Moon child」よかったです。こんなのが読みたかった、と言っていいです。きゅんとします。本当にこうなってくれたらいいのに・・忘れていた、諦めていた「未来」と「希望」を思い出させてくれました。本当の意味での夢ですね。

ああ、又苦しい一ヶ月が・・・。待遠しいです。

 

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