絵馬アサ (えま あさ)

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作風概説

デビュー作はえらく太い線、極太で柔らかい鉛筆で思いっきり描いたような感じ。強調感が常にある。
手足をものすごく省略している。

二作目では線は細くなったがやや崩し字のような感じ、時々毛筆のような感じも残る。
やや嫌味のような表情がなんとも魅力的。

ボールなどの質感、光と影の使い方など細かいところが強烈。スピード感とパワー感がまた強烈。

大きいコマを連発する表現の大胆さもすごい。

勢いとパワーがあり、心情描写もとことん丁寧。背景の無駄がなさすぎることもあるが線の勢いがあるので違和感がない。

作中映画も「ゾンビおじさん」とかなり大胆なセンスがある。

弓道の経験者チェックもほぼ完全。ただし弦の場所がわずかにずれる。

大胆な心の動きから、最後にどっと集約する力は驚くほど。


代表作

2025「キミがくれたティアラ」
 新入生の天才バレリーナ、でも入学早々足を怪我して、おそらくトップにはなれないとバレエを辞めている…
 そんな彼女が見かけたのは弓道場。
 美しい姿に引き込まれたが、稽古をしていた男子は空腹のようで、持っていた昼食をあげた。
 お礼をしてくれたとき映画の話になって話が合う。

2025「群青とエール」
 男子バレー部はインターハイシードの強豪、女子は超弱小。だからコート使用権を争っている。
 口をきいてはいけないというルールも。
 早朝練習をしようとしたはるちゃん(松宮はるか)は、男子のあまり空気を読まない、学年低いのにレギュラーの青井くんと鉢合わせというか二人きり。
 アドバイスまでもらって、夢に見て…


今までの実績、現在の地位

デビューしたばかり、すぐに二作目本誌掲載。


個人的な感じ、思い出

デビュー作から二作目、想像していたよりずっと大きく成長していた。
言葉にならないほど大量に心に何かが入る。

もう連載始めていいと思えるほど。