PEACH-PIT (ぴーち ぴっと)

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作風概説

「千道万里」「えばら渋子」の二人組作家。
アンティーク人形を思わせる、磁器のように硬質な、表情が乏しく鼻が小さい絵がまず第一印象。
ゴシックロリータなど華麗きわまるファッションセンスがあり、それが硬質さゆえ一種の恐怖感にすらなる。
ただし、崩れた感じには独特の、チタンナイフのような切れと粘った柔らかさも感じる。
色気はないようで、ちょっとロリータ系の隠された魅力がある。むしろ男のスケベに対する辛らつさが目立つが。

ストーリーは辛らつだが温かみがあり、キャラがとても生き生きしている。


代表作

以前の作品では「Rozen Maiden」(月刊コミックBIRZ 連載中)が有名。

2006〜10「しゅごキャラ!」
 超クール系キャラのあむちゃん、でもそれは外キャラ=外向けのキャラ、口下手なことなどをクールと誤解され、それが一人歩きして今更家族にも修正できなくなっただけ…そんな時、「あなたのうしろに守護霊がいます」というテレビにぎくっとした。
 それでなりたい自分、本当の自分に生まれかわる勇気を、と祈ったら、翌朝なぜか三つの卵が布団の中にあった。
 それを持ったまま登校すると、いきなり学園の王子様…聖夜学園小ガーディアン(K,Q,J,Aチェアが全生徒から一名ずつ選ばれた特命生徒会)のキングスチェア、辺里唯世さまに「キミもしかして」と声をかけられた。それにもついクールな応対をしてしまって自己嫌悪に浸って「ほんとは好きです」と素直にいえる子になりたい、と嘆いていたら、いきなり総会の最中に卵が何かをして本当にそういってしまった。
 ショックで走り出した彼女が工事中の穴に落ちたとき、その穴の底で寝ていた変な男の子にぶつかって、彼が突然あむちゃんの体をまさぐると卵を奪った。それでもみあっているとき、突然穴が埋められそうになって、そのピンチに卵が割れると小さなチアガールの格好をした子が出てきた。
 その子は彼女を飛べるように変えてくれて難を逃れ、そして守護霊…じゃなくて「しゅごキャラ」のラン、と名乗った。さっきの男の子はまだ卵を奪おうとしたが、王子様が助けに来てくれた…

2011「クギ子さん」
 読者諸君にはあらかじめ二つのことをことわっておこう。一つは「このお話はフィクションでわたしの完全な作り話であること」二つめに「わたしは「ウソツキ」であること」…
 二人だと言うのも嘘、だらしない感じの男性作家だった「P」が編集部で「カワモト」編集部員と次作品のプロットを検討している。
 ただこの話は本当、ファンレターにある「クギ子さん」の噂、たくさんのクギを背負い、ある質問を子供にして、間違えた者の目を潰す少女…
 さあ、どこからどこまでが嘘なのか?


今までの実績、現在の地位

 2001年プリズムパレットでデビュー。「Rozen Maiden」などで脚光を浴びる。
 突然「なかよし」に登場し、ファンを驚かせた。それから圧倒的な実力で、無論アニメ化もされ、ゼロ年代後半をほぼ一人で支えたと言っていい。


個人的な感じ、思い出

 文句に取られてしまったようで心配ですが、作品そのものはよかったです。
 ただ「なかよし」の新人若手作家を応援している立場上、これ以上外部の有力作家の参入は…

 作品自体はとても楽しみにしています。