このチュールは縦横伸びる方向と伸びにくい方向があります。 実際に作業する前に確認しましょう(^^ 伸縮する方向性をうまく利用し、 曲面につじつまを合わせながら ちまちまと貼っていく訳ですが、 貼る時に手元に持っている網を 引っ張らずにたるませながら 貼っていくのがコツです。 まず、シャーペン又は鉛筆にて後ろにくる シームの位置を目安として書いておきます。 木工用ボンドを器に使う分だけ 出しておきましょう。 そのままだと濃いので ほんの少しだけ水を足して 薄めます。 まず、貼る対象物の中心、 山のてっぺんにあたる所から 貼り始めます。私はヒザの ところから貼りはじめます。 一度に貼るのではなく、大体 ２センチの範囲ずつボンドを 塗っては貼り、ドライヤーを 当てて乾くまで待つというのを 繰り返します。 一気に貼ってもうまくいきません。 貼り始めた所から円を描くように 貼り進めて行きます。 ボンドの塗り方ですが、なるべく薄く 均等にが望ましいです。ムラがあると 後でその部分がよくわかります。 ヒザのところが貼れました。 ヒザ下の部分にシワが よってきましたが、網の伸縮性を 利用してシワが出来ないように うまく逃がして貼っていきます。 塗っては貼りを繰り返します。 スネの部分は比較的まっすぐなので 一気に貼れますが、あまり網を 引っ張った状態で貼りつけないよう に気をつけましょう。 消しゴムで押さえてドライヤーを あてます。指で押さえると指に くっついてきてしまいますが、 これならば付かないのでキレイに できます。 ちょっとシワができてしまいましたが(^^; 程度によっては自然に見えて逆に 良く見えたりします。 このくらいならば問題ありません。 ハイヒールギワもしっかり貼り付け 網の端のいらない部分が、ちゃんと 貼ったところを引っ張って邪魔して しまいますので貼りながらいらない 網の部分をこまめに切り離します。 貼れたらハイヒールのキワで 切っていきます。 デザインナイフの刃は必ず 新しいのを使いましょう プチプチ簡単に切れます。 この画像では股の付け根のところも キワで切っていますが、ちゃんと 継ぎ目で切れないかもしれませんので 2ミリくらい余裕をもって切り、 余分な網を股を合わせる際に折り 込んでしまいましょう。 最初にシャーペンで描いておいた シームの線をなぞるように まっすぐ切っていきます。 シームの部分となる太目の糸をつけます。 これもまたボンドを付けて 合わせ目の上に張って生きます。 消しゴムで押さえながら ドライヤーをあてます。 端っこをきっちりカットして これで片足が貼り終わりました。(^^;A こんなカンジで、もう片足も がんばりましょう。 私は大体、片足で２時間ほど かけます。もっと早く出来ない 事はないですが、慎重にやるに越した 事はありません。 皆さんもアセらずじっくり挑戦して くださいね。 この他になにか製作方法について聞きたい事がありましたら ご遠慮なく掲示板かメールにてお問い合わせください。(^^ デカール・網共に貼るのを失敗してダメになってしまったり、 同じものが入手できなくて困った等、遠慮無くご相談ください。(^^/