ちゃお2015年1月号感想

表紙を見て思ったのですが、とてもやわらかで甘い、ちょうど口の中でとろけるキャラメルのようなタッチ…
結構多くの「ちゃお」作家で共通しますね。
今柱になっている能登山先生・まいた先生両方その傾向だからでしょうか。

暗い作品と明るい作品のバランスは難しいですね。人気作が暗くなる反面、明るい作品をどんどん入れてバランスをとっているようですが…

ああ、あれはもうちらっと最後を見るだけ、感想は書きません。そんなゆとりないです。次の作品を楽しみにしてます。

恋して!るなKiss(中原杏)少女少年ドーリィ♪カノン(やぶうち優)12歳。(まいた菜穂)目覚めればプリンセス(青空チロル)ヒミツの王子様☆(八神千歳)美女でナイト!(和央明)エリートジャック!!(いわおかめめ)こっちむいて!みい子(おのえりこ)COLORS!(中島ゆか)おとな日記(くまき絵里)ある日犬の国から手紙が来て(竜山さゆり/松井雄功/田中マルコ)次号予告

恋して!るなKiss
両方光る装置には大笑いしました。どんな運命だ。
そして「ワキ弱いよね」で笑いにしてしまうのが実にうまい。楽しくなります。
「この僕だよ」というところ、強い意志も感じさせます。
母親に相談したのが間違いだったようですね。
「目の前で2人の世界作んな」って何とも思ってないならどうでもいいのでは?
父親も大変ですね、いろいろと
まんが関係の設定は笑うしかありません。
ジャムを瓶ごと破壊する…ケガしてなければいいんですが。
目の前でイチャイチャ両親を見るってかなり妙な長めですよね。
そしてかりそめのウェディングドレス、…お父さんには心から同情します。さあ山崎17年…いやワイルドターキーでもどうぞ。
…と思ったら、ファンがいてくれたことがそれ以上にうれしい、と…苦笑。
血が出ちゃってるのをくわえられる、しかもしっかりベッドに押し倒してる…笑うしかありません。
直接圧迫で十分です。
そして「大河はここにキスしてたね」と嫉妬丸出しでキスするとか、たまりませんねこの作品。
さて、大変な事件というのは一体?
すごく楽しいです。
巻頭作品が楽しい作品だ、というのは雑誌全体にとってすごくうれしいことですよ。

少女少年ドーリィ♪カノン
村Pが極悪でしょう。後ろで見てて引かないのかなあ。
それを聞いてあくまでセンターは自分だ、と…それ以前にみらのちゃんに勝ってる自信はあるのでしょうか?
「いいよそれでも」と容赦なく突き放す…これも善意が混じっていると思いたいところですが。
まあ、村Pはさらにそれで舞菜ちゃんも立ち直ると計算して…ですよね?そうじゃなかったら極悪非道ですよ。
すぐに歌でごまかしてますけど…
そしてかつらを脱ぎ捨てて「心音のことが好きなんだけど」はやられました。たまりません。
さて、舞菜ちゃんはどう動くのやら…というか彼女が改心して加わってデビュー、じゃなく?
ちょっとこれはひどいかも…暗くなりすぎずに、うまく着地してくれると信じてますよ?

12歳。
テストを返さない…そして「パス」って、アホにもほどがあります。
まあ六年の頃の僕はこいつらの百倍バカでしたが。
二人暮らしで帰りが遅いから塾…ため息が出ます。
おべんとうか給食か、これは一人親の家庭にはきついですね。
「自分で作るよ」とあっさり言ってますし。
「茶色くなるよね」っていい主婦じゃないですか。
彼氏に…うわああああ。
稲葉くん、攻めてますね。
…IHヒーターに四角形の卵焼き器って合うのでしょうか。まあ先端メーカーはすごいの作っていそうですが。
自分がいいお弁当持ってきていて、さっと結衣ちゃんの弁当箱から…溶け崩れそうです。失敗したハンバーグのように。
「卵黄なしではいられない」は大笑いしました。たまには当たりますね。
母親の愛情弁当は爆笑するしかありません。自殺ものです。
父親もいい親ですね。素直な笑顔もすごく素敵です。
心愛ちゃんももう少し素直に謝ればいいのに。
「女でも許さねー」は強烈でした。
「さみしかったら電話しろよ」…これまたとろけそうな甘さです。
そして稲葉くんからのアタックも…こういうちゃんとした少女漫画があるというのはうれしいですね。

目覚めればプリンセス
奴隷の一年は彼女だけでしょうか?
素直な恋心が実にうまく描かれています。
王子さまの隣にカンペキなプリンセス、それを見ている立場…すごく雄弁です、この黙って微笑んでいるの。
オーディション、なら男女ともにすればいいのに。
一冊だけぼろぼろの本…開いた瞬間別世界…
すごく唐突な展開の仕方です。それが、故郷でのオーディションとどう関わってくるのでしょう。
あごが外れる、というのはかなり悲惨なことですよ。よだれ垂れ流しになったり。
物語を完成させて…結構面白い設定です。
プリンセス教育のプロ、といわれたらそりゃ足を止めますよね。…実際のプリンセス教育はいろいろ地獄ですが。中世ヨーロッパでも、今のヨーロッパの王室でも。
この変身は素晴らしいです。
サインをしたら本に「(名は)ひなた」と名前が出てきて元の世界に戻る、というのが面白いですね。
ハッピーエンドにならないと本に閉じ込められる…えげつない代償ですね。
しかも本が破れたりしたら私たちも消える、これまた難易度が上がりまくります。
妄想しながら歌っていたら…普通の人間はむしろ醜くなると思います。彼女はもとがいいからきれいに見えるのでしょうね。
そして合わせてくれる部長…というかこの部、最初からミュージカル?難易度高いですね。
本の魔力の恐ろしさ、というのもうまい。
すごくわくわくさせてくれる、冒険心にあふれた作品です。

ヒミツの王子様☆
いちいちぷるぷる…するでしょ。
「放っておくのが一番だ」って、すっかりメンバーに受け入れられているようですね。
無人島生活、ってばれるにきまってるでしょうが。生理用品なしで旅行に行く気ですか?…生々しい作家だったらえらいことになってましたよ。
いろいろそろってる…いやと思ったら初日に全部焼けて、サバイバル生活に…(今のテレビには無理でしょう)
「早速だが脱げあさひ」…笑うしかないですね。
待機中…これは大笑いしました。
人魚が美しすぎて大笑いしました。
オニ、というか孤島で人形がある時点でびくっとしない=「そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティ―)」を読んでいないということです。
「女だから」…ピンチにもほどがあります。
島の中を逃げ回る、って危険ですよね。サンゴ礁だったら刃物の海同然ですし、亜熱帯ならハブ…
かつらが脱げてしまうと生首、これはこわい。
女姿をまともに見てしまう、これはドキドキしますよねえ。
ドッキリが番組の目的…おいおい。
遼くんの表情が大笑いしました。
とにかくここまで楽しければ文句のつけようがありません。

美女でナイト!
ファッションショーとは、また大変なことに。
美の修業はいくらやっても尽きないですね。
おもいきり前半で笑いを取る、もうコントのようなわかりやすさです。
こういうのでもちゃんとやればけっこういいのになる…面白い世界です。
「かわいくなろうと思ってないこにするメイクはないわ」、わかりやすいですね。
「人生初の壁ドンだ」は笑うしかないです。
赤ん坊が「中の下」も大爆笑。
「今から自分を美人と決めなさい」というのも、読者全員にすごく素敵なプレゼントです。
歩けないのを下半身もこもこでごまかす…これはうまい。
でも堂々とここでひょこひょこした歩き方ができるのもすごいですよ。
本当にわかりやすい。しっかり小さい子の身になって考えてくれている。素敵な作品です。

エリートジャック!!
今度はどんなことが出てくるのでしょう…天才美少女マジシャン?
ニューヨークに行きそびれるってかなり大変なことなんですが。
面白い出会わせ方ですね。
危ないから、ってまあそりゃあ…
「ママはベテランなのよ」って、そりゃベテランのほうがわかってますよね。
ベテランが認める水準の技術がある、と証明すればいいだけのことです。母親が認めなくても、母親以上のマジシャンを探してお墨付きをもらえば、少なくとも彼女の文句を聞く人は減るでしょう。
「しっかりした人がいてよかった」ってシュリくん、結構有能ですね。
で、母親がこんな形で…変装した母親も見抜いたユリアちゃんもすごい。
頭脳のマジシャン、って…
あらゆる妨害の裏をかく技術、すごいとしか言いようがないです。
今回は引用は…母親譲り、と思うと実に胸が温かくなります。

こっちむいて!みい子
ライトを…とても嫌な予感がします。確実に壊す…
…やっぱり。
全然楽しくなくなってしまう、子供は感情の生き物ですから…感情って妖怪みたいですね、周りにも影響を与えて、どんどん強くなって…
「大事なもんをこわされた山田の気持ちは」と言ってくれる竜平くん、なんだかすごくうれしくなります。
謝るとすっきりする、というのも素敵なメッセージです。いいクリスマスプレゼント。

COLORS!
お礼はPV撮影、彼女には何よりもありがたいですね。
よく演技が崩れていませんね。
押さえきれない気持ちをダンスで…そしたらバックダンサー、面白いことになっていきますね。
「めちゃくちゃキョーミあるんじゃないの」って、見抜かれてる?
そして本番…残念ですけど。でもほかのダンサーたちの嫉妬が怖くなってくるほど。
でも、「ウザいのはむしろ」…はは、ジェットコースターみたいに上がったり下がったり。
「言葉だけで十分よ」といえるのがすごくあったかいです。満足してしまったようで。
そしてお弁当も…ひたすらあったかいままあっさり終わってしまいましたね。
でもまあ読んでいて楽しい作品でした。

おとな日記
ドアを開けたら別世界、ってある意味恐ろしいですよ。
「足がキレイなんだから」で「Hな子にはおしおき」、楽しいやりとりです。
子ども扱いは傷つきますよね、だってどうしようもないですから…
「2人のケンカに巻きこんだ罰よ」って、しっかりしてますねこの部長も。
閉じこめられて恐怖症に…わかります。
それを演技で、世界を変えて…幼い彼女を救い出す、というのはうまい…
ひたすら情熱的な愛情に押し流されていくのもたまらない描写です。
恋心を語るときまで演技しないでほしい、というのはわがままですが、理解できます。
結構難しいことになりそうですね。

ある日犬の国から手紙が来て
ペットショップのあの窓だらけの…あれは複雑ですよ。胸が痛む、反面可愛いかわいいと見つめてゴロゴロしたい…
そしてやっと運よく買われて…
「かわりにこの犬」そりゃひっぱたきますよね。
…お年玉をはたかなくても別の選択肢がある、と言ったらそれこそひどすぎます。
まあ返品じゃなくてよかったです。そしてちゃんとした主人で。
そして、この再会は…すごい恩返しもあったものです。
ちゃんと大切に飼っていた、とそれでかなり印象は上がるでしょう。
犬が主人の恋話につきあっている…僕はやりましたっけ?
で、そう思ったらロンドン…あーあ。
「オレをあきれた目で見てるだろ」とか、この犬と主人の関係が実に面白いです。
犬だから三年は長すぎる…大学、なんとしても通えるところにすればよかった…寂しくなかったかなあ…
そして、いきなりすぎる死…きついですよね。ずっと隣で寝てたならよけいに。
今になってどれだけひどいことをしたのかわかった…そりゃあもう。
で、犬の国のやすしくんから手紙…器用な制度ですね。さらに机の中のラブレターまで同封できる、って…
笑いのほうが強いですが、やはり涙ぐんでしまう作品です。
ため息しか出ませんよ。

来月号は豪華ですね。森田先生の新連載にショコラ、いじわるダーリン、それに久世先生の読み切り…
めちゃくちゃ楽しみです。

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