ちゃお2002年2月号感想

今回は精神的に深い作品が多かったですね。実に読み応えがあります。

「スパイシーバレンタイン」いい関係から始まって、とても入りやすいです。スリーパーホールドのインパクトはかなり強いですよ。
見ていて「なかいいよねうらやましー」といっているみんなの気持ちがよく分かります。
ビタミンの会話でも、二人の元気さや「ラクで楽しい」という関係がよく伝わってきます。こういう女友達がいたらさぞ楽しいでしょうね。
そこに突然入ってくるサチエ先輩に、瞬時に一目ぼれした健太郎の気持ちがよく伝わってきます。
そして生徒手帳を自分で届けるって・・・ここで勘違いしました。僕もですし、健太郎含めて皆も勘違いしたのでは。
話が意外にあっていい雰囲気になる、というので、僕はサチエ先輩と一度くっついてその状態で香乃ちゃんが自分の気持ちに気づいて、というパターンを考えたのですが・・・
いつも二人で、どちらかの家でビデオを見ているって・・・お互い男女だということを全く意識していませんね。うらやましいです。
それで香乃ちゃんの集中力が乱れるのは見ていて痛いです。
相手にされっこないから諦めろ、と言ったのになんだか痛くなりました。二人の辛い気持ちが伝わるようで・・・もしもっと前のことだったら、特に何も考えずに励ましていたのでしょうか?それともごく現実的な認識か・・・
どこまでが嫉妬なのか分からないですが、健太郎の気持ちを考えると辛いですね。親友には励まして欲しいのに。
レギュラーを外されたのは胸が締め付けられるような感じでした。自分でもその原因が分かっていないのが見ていて痛々しいです。
それでやっとわかるなんて・・・そして、健太郎が告白する決意を言うのは香乃ちゃんの想いを知ってでしょうか?
いかないで、と自分の嫉妬だけで止めて、そして口で言うべき励ましを・・・どちらも本当なのでしょうが、その矛盾がなんだか重いです。
健太郎の強さを認識するのは結構冷静ですね。そしてバレンタインのチョコをかって告白する、と決意したのも結構強いと思います。それこそ、健太郎以上に失恋確定なのに・・・
帰ってきた健太郎の表情からは何も感じませんでした。でもよく考えると、OKだったらもっと満面の笑顔でしょうね。
香乃ちゃんの告白の時の顔、すごくいいです。
健太郎の思いやりとゆとりが少し不自然でしょうか?強すぎるような印象があります。なぜこんなに冷静に、香乃ちゃんのことも思いやることができるのか・・・
来年がどうなるのか楽しみです。この「恋愛ビタミンシリーズ」はこれからも続くのでしょうか?

「スイートCATパニック」今回はなんとなくロリっとした魅力がありますね。
全然入れないのは痛々しいです・・・このファンクラブには入口がないのでしょうか?
猫がなんか猫らしく見えませんが、この目つきの悪さが面白いです。
この愚痴、確かに人間として聞かされていたら嫌になるかも。
驚くのがとろくて「トロいニャ!」が笑えました。
うっとうしいニャ、というのはよくわかります。
ネコ耳としっぽは凍りつきました。しかし、放っておくと完全に猫って・・・どこかで・・・まあ触れないでおきましょう。
魔法が解ける条件は伝われば、両思いじゃなくて告白だけでいいのでしょうか?
時間制限をつけるというのは面白い発想ですね。時間制限そのものは転校でもそうなのですが。
倒れるのを抱きとめるというのは体に軽く電気が走りました。なんかからだの柔らかさが分かるような絵です。
それでネコ耳としっぽから話になるとは・・・偶然とはいえうまいものです。
あ、57ページが隠しノンブルになっていないですね。
ボールを見て猫状態で飛びついてしまったのは可愛いです。女は苦手だけど朝倉は平気、って猫だからでしょうか?
あとは告白するだけ、でもこの妨害・・・結局未羽ちゃんは告白が怖いとかどうとかではなく、ひたすらファンクラブに弱いのでは?
距離も何も、単にファンクラブの妨害が怖い・・・ファンクラブに混じる勇気がないだけのような。
それで逃げてしまってネコになってしまうのはあちゃー、と頭を抱えました。
諦められない、と・・・でも先輩の気持ちは一目瞭然ですね。わざわざ認めて追いかけてくるのですから。
ネコの姿での告白は笑えましたが、すごく真摯ですね・・・でもネコ姿でキスして、そのまま人間に戻ってキスしているのは爆発しました。
先輩、さぞ驚いたでしょうね。
やっぱり告白はファンクラブが邪魔だっただけのようですね。これからも苦労するかもしれません・・・先輩、ちゃんと守ってあげないと。
なんか可愛い話でした。ただ、ネコが人間語を話すと言うのは・・・民話レベルだとすごく危険ですよ。普通秘密厳守で他人に言ったら殺されることもあります。魔としての猫の怖さは出していませんね。まあこれで出したら余計ですが。

「まじかる@ココア」面白いタッチですね!不思議な暖かみと滑らかさ、おとなっぽさを感じます。
カギのかかった本から料理の妖精、ここを短くまとめたのはいいですね。
ココアちゃんの髪型やサイズは・・・余計なことは気にしないほうがいいでしょう。
しかし、お茶を入れようとしてどうすればこうなるのでしょう。手強い。
先輩のふわっとした感じはおとなっぽくていいですね。
味見のプロ、誉められているのかけなされているのか。それだけ味覚が鋭くて、わずかでもミスをしたら嗅ぎつけられるのでしょうか?それとも単なるお世辞?
手強いを連呼するココアちゃん、なんか可愛いです。
クロカンブッシュって・・・何も一番難しいのにいきなりチャレンジしなくても!シュークリームは温度調整などが微妙で、しかも下手に開けるとプシューというわかりやすい失敗が起きるめちゃくちゃ難しいお菓子なのに。僕も成功経験ありません。基本のスポンジケーキかパウンドケーキのほうが作りやすいのでは・・・
この苦労は不思議な空気で面白いです。
やっと成功したのに落とすのは凍りつきました。僕でも泣きます。
台所で一人で(ココアが他人に見えないとしたら)騒いでいるのは不気味でしょうが、娘を持つ家庭の大半は一度はこれを経験するのでしょうね。
この材料からはどうやって?と首をひねりました。
ココアちゃんの「どれだけ"大好き"を伝えられるかなんですよ」はいい言葉です。
全部使うのではなく、ビスケットをケーキ風にするのですか、考えたものです。
魔法をかけるところは不思議な優しい空気があっていいです。
先輩の「相原の気持ちいただきます どうしようオレって幸せすぎ!!」このセリフ、ものすごいセリフなのですがこの顔だと違和感がないです。
面白い作風ですね。次回作が楽しみです!

「ミルモでポン!」今回は微笑ましい話でした。
王子様には僕も驚きましたが、楓ちゃんの驚く顔には笑えました。気品がないと断言され、さりげなく怒っているのがまた笑えます。
必殺泣き落としに「大好きです」とめろめろになっている楓ちゃんの甘い表情、かなり可愛いです。
厳しい罰はお菓子が食べられない、確かに辛いでしょうね。僕は別に平気です。大学の四年間はほとんどお菓子を食べていませんし・・・
この嫌がらせから・・・ムルモちゃんが来た理由は全く思い当たりませんでした。
ミルモが切れるのには笑えました。
決闘でどうなるのか心配でした。七鍵守護神のぶつかりあいぐらいの魔法戦争があるのかと思いましたが・・・
おしりふりふりには派手にずっこけました。
結局帰りたくないって、わがままな子ですねぇ。
結木くんを頼るのは・・・なんかだしにしているような気がします。
ミルモの言葉はある意味感動しました。兄にして皇太子の威厳ですね。
この触角みたいなのはダウジングの要素もあるようで、面白いです。
こんな所にこんな小さいのが隠れたら絶対見つかりませんよね。
楓ちゃんの優しい呼びかけはなんかぐっときます。優しい表情もとても魅力的ですね。それを暖かく見守る結木くんの目も・・・
新しい同居人は誰にするのでしょう。楽しみですね。

「ライバルはキュートBoy」また精神的に重い話です。この作品って本当に一人一人のキャラクターの、すごく深い悩みを掘り下げますね。
バレンタインの無惨な台所、ひたすら男がうらやましいです。
しかしひどい、何かやったらちゃんと片づけないと!だから失敗するんです。
こげるのも固まらないのも、台所がかたづいていないのと慣れていないので段取りよくできないから温度が狂うせいです!!ちゃんと片づけて、理科実験のつもりで温度計で一々確認すればできるはずですよ。
この兄妹の御両親の顔、一度見てみたかったのですが・・・母親はいないようですね。どちらがどう似ているのかはわかりません。どちらも父親に似ている感じはしませんが・・・
ふざけてばかりで不安、というのが言葉だけじゃなく、必死の横顔でより強く伝わってきます。
コーヒーもパンも、これはひどいですよ。ちゃんと片づけないと絶対うまく行きません!
バレンタインチョコの山は、正直行ってなんでこんなやつがです。ため息。
王子さま、という飾り文字が宝塚といいますか昔の少女マンガといいますか、懐かしくていいです。
まさかお兄様にもチョコが・・・「けっこうかくれファンがいる」分かる気もします。背が高くて守ってくれそうで性格は馬鹿ですが純粋無垢ですし。可愛いという感じもあると思います。
それを捨てるとは硬派ですが、彩ちゃんの言葉も納得です。
捨てる人じゃないから好きなのにだから不安、単純に考えると「じゃあどうしろっていうんだ!」と切れますが、それが女心というものですよね。
泣くと脅迫すれば全てよしなのでしょうか?
相葉さんはまた面白いキャラですね。キラキラとクサイ台詞には笑えました。本当にいたらいじめられそうです。
とてつもなくまずいものを食わされて、笑顔で美味しいといって・・・それで怒られたらどうしていいかわかりません。この・・・どうしても泣いてしまうのはどこか分かる気もするのですが、女心の怖さに心臓が痛くなります。
「どっちなのよーっ!!」はこっちがいいたいですが、うらやましいかも。
ここで王子様の登場は・・・わざわざ彼氏がいる女の子を奪わなくてもと思いますが、まあそれも恋でしょう。しかしこの人は何を言っても信じられません。
王子様の「お姫さまは王子が守るもので、自分勝手に女装を楽しんでる君には資格がない」これって・・・すごく勝手な論理なのですが、納得する部分もあるのです。でも、間違いなく空也は自分の女装が彩ちゃんに迷惑になるならやめるはずです。彩ちゃんが受け入れてくれているから楽しんでいるのであって・・・
その論理で言えば、自分勝手に王子様ごっこを楽しんでいるあんたにも資格はないですよ。
この目だけの表現は迫力がありますね。
そして彩ちゃんの不安、今までずっと守ってもらっていて、それでも信じられないものなのでしょうか?何が不安なのでしょうか。体を重ねてみればわかるのかもしれませんが、不安を紛らわすためは軽々しいですね。
その不安と悩みをそのままぶつけてみたらどうでしょう。あと相談相手はいないのでしょうか?
本気じゃないだろう、というのは・・・僕はそれだけでは判断できません。「変態扱いされても平気で巻き込む」この言葉は、女装自体を否定しているのではなく・・・本人の趣味はそれで認めるとしても、それが彩ちゃんに迷惑になっていることを非難しているのでしょう。むやみやたらに中傷する奴じゃないようです。
空也は女装している自分が一番素敵だと分かっていて、幸運にも彩ちゃんもその魅力を受け入れてくれているから幸せにやっているのでしょうが。
本気かどうかは、僕はいざというとき以外分からないと思います。でも試すのは悪い結果になることが多いのでおすすめしませんが。そして、愛の証というものは・・・求めて得られるものは、何でも嘘になりえます。昔の遊女の、「**命」という刺青さえ裏切られることがあったものです。
彩ちゃんのために死んでくれるか、犯罪者になってくれるか、将来も全て投げ出してくれるか、女装をやめてくれるか・・・そんなことを迫ってもばかばかしいだけだということは容易に分かることです。
第一、愛は求めるものというより与えるものでは?不安でもなんでも、いっぱい与えればいいじゃないですか。
拒否しながらも迷っている、うまい誘惑ですね。でも、相葉さんの言葉にもそれほどの誠意は感じられないのです。確かに恐怖感を与えない程度のいい態度ではあるのですが、必死さが伝わってこないので。
そして・・・「彩ちゃんがそうしたければ」は、あくまで彼女の自由意志を尊重するがゆえの、最も深い愛の言葉なのですが、今の彼女にはわからないでしょう。
もう一言、「もちろん僕は苦しいけど。僕の最優先は君の幸せなんだ」とでも言っておけば・・・
このめちゃくちゃな行動、多分不安を紛らわすためでしょうが・・・どうなるのでしょう。
それ以前に相手のご家族に大迷惑です。本当に勝手といいますか、あらゆる意味で女の子ですね。
甘い同棲生活、一体どうなるのでしょう。

「ブリリアントな魔法」無理はなさらないでください。復帰されたことは嬉しいのですが。
本当は響くんがみているのは自分・・・素顔の自分ではない、その苦しさが激しく伝わってきます。
あ、淳希くんが見ているのは素顔の子供っぽい美月ちゃんか、または変身した姿なのか・・・素顔の彼女が好き、と言ってくれる男子がいるといいかもしれません。
ドキドキしてはいけない、と押し殺すほど募る思いが強く伝わってきます。
響くんの少しクサい優しさ、いいですね。
これを淳希くんが見ているとは・・・胸が痛いです。
しかも、これを頼むか!ひどい、とさえ思いました。でもこのお辞儀の深さ、淳希くんの恋愛感情が分かっているかはともかく、どこかでよくないことと分かっているようですね。
ここで淳希くんが告白していたら・・・確実に響くんへの想いが爆発して押さえがきかなくなっていたでしょう。
この必死の懇願、胸が痛くなります。本当に勝手ですよ。でも・・・
自分で化粧をしようとしてしまう、「淳希じゃないとメイになれない」という言葉がなんだか痛いです。
どちらも必要なのに・・・
自分の馬鹿さ加減に壁を殴ってしまう淳希の想いはよく分かります。
しかし、どうやって会うかも考えていなかったとは。
でも、まさかこうしてほとんどすべてを告白するとは思いませんでした。
それだけ別れへの意志が強い、あ・・・約束、義理にこだわる性格なのでしょうか?服を返すことにこだわったのも・・・
そして、メイクを落とした彼女の姿を見た響くんはどういう反応を示すでしょうか。幻滅を表に出すようなら美月ちゃんを致命的に傷つけることになるでしょう。そして最低の人格をあらわにすることにもなります。
ありのままの美月ちゃんを受け入れ、愛するなら・・・殺す気ですか、来月号まで息ができませんよ!

「ミニモニ。やるのだぴょん!」電車ごっこマフラーは可愛いです。ののちゃん・・・ミカちゃんが豆を食べさせるのも可愛いですね。
ミカちゃんの椰子付きサーフボードには呆れました。

「ユウキらぶエール」この勝負、始めからすごく不公平ですよね。訓練されぬいている男子応援部と、初心者のチアリーディングじゃ絶対勝負になりませんよ。
男女とも慣れている普通の応援でも女子は体力、迫力、体格のハンデがあってきついのに。
女子はチアリーディングをするべきだ、とは僕は思っていません。高校(緑都学園形式)のとき、二年の時に一人で中学時代やった応援団をそのままやりました。それが受けて三年の時には少し前からクラス有志が話をつけ、下学年の女子も数人ボランティアで加えて(無論部活扱いとか何もなし)応援団をやったとき、僕は女子も男装させてそのままやりました。受けましたし、優勝しました。
せっかく今まで、女子も男子と同じ形式の応援団に慣れているのに・・・その技術や伝統を一気に潰すのは乱暴ですよ。
そして一からチアリーディング、ってやっと優希ちゃんもその難しさがわかったようですね。
この生徒会長のドレッドノート号のドがつくキザな援助もなんかたまらないです。でもストレートですね。
ここまで情熱的な告白を笑顔でやるのもまたすごい。僕なら真っ赤になって、正面から彼女の顔は見られません。というより面と向かって告白する勇気などありません。
基本ができていないのにできるわけはないですし、それが一夕一朝でできるわけはないと思うのですが・・・
いきなり難しいリフトは危険なのでは?組体操のタワーさえ死亡事故の可能性があり、もちろん先生の指導で細心の注意を払って一段一段練習していました。
あ、腕立て100は連続では女子にはほぼ絶対不可能です。僕でもできません。高校男子でも腕立て連続100は上10%ぐらいでは?女子でできるのはトップクラスのスポーツ選手だけでしょう。
腹筋と背筋も、シットアップで100は正直かなり辛いです。クランチなら何とか・・・ちょっと急にこの回数は無茶ですし、一週間という期間は体を作るには短すぎる期間です。最低二ヶ月は必要でした。
海斗の間接的な励ましも、なんだか悔しい気分がします。彼女たちが本当の応援を知らないとでも?応援団式の応援なら熟達してるはずです。今は少し見失っているだけで・・・
応援合戦がしたいなら、普通の応援団形式でいいじゃないですか!
でも一番大事なものを思い出して、それで気持ちが一つになったシーンはとてもよかったです。
海斗との会話もうまいです。そして秀一の突然の行動、普通逆効果だとおもうのですが・・・

「Dr.リンにきいてみて!」飛鳥くんの冷たく暗い迫力、背筋が寒くなります。
おじーちゃんは何を知っているのでしょうか?というより、この戦いは・・・餃子の所属も含めて、この家とどんな関係を持っているのでしょう。
覚醒した四神による方陣はかなりの迫力です。コスチュームもかわいいですね。
そして飛鳥くんの拒否・・・
この昔話には少し疑問があります。巫女は単純に処女制を求められただけなのか、それとも四神と愛し合うことだけが禁忌だったのか。そして本当に自殺なのか、誰かに殺されたのではないか。
納得したのですが、今までの飛鳥くんの冷たい態度もそれを無意識レベルで覚えていたからかもしれませんね。
世界と恋をてんびんにかけ、世界を選ぶ・・・なんか「魔法騎士レイアース」を思わせる悲劇ですね。飛鳥くんの決意表明は胸が痛いです。少なくともあの悲劇だけはもう二度と見たくありません。
こんなことがあっていいのでしょうか・・・まあ「コードネームはセーラーV」でも、前世からの使命は個人の恋、夢など全てに優先していましたが。
少女たちの本当に深い心の中には、そういう・・・恋より大切な前世からの使命に命をかけて戦う、ということに憧れる気持ちがあるのかもしれません。

「ぷくぷく天然かいらんばん」みんなで紳士、なんか微笑ましいです。全ての女性に奉仕するのは、まあ男の当然の義務です。
一つももらえないとしたら伝説、というのが笑えました。
女の子のお茶会に呼ばれて男の子の秘密を聞かれる、ってことは、ぷくぷくはまだ子供扱いで男女の区別はなし(人間なら女湯に入っても咎められないレベル)なのでしょうか?
ぷくぷくのアイデアはうまいですが、それってここの女性陣はみんな本命なしということなのでしょうか?
ぷくぷくの取り越し苦労は笑えました。
世界一の幸せものから転落するのは笑えましたが、三つももらえたのですからいいですよね。

「バーガータイムはいつも熱々@」苦労しますね、店長。
絶対聞かれています。
ケータイにジャマされるのは笑えました。
お姫さまと王子様のセット、というトークはうまいです。
で、九条からの電話・・・残念でした。「柚子が俺のことを好きだからじゃないのか」確かに正確な分析ですが、冷徹すぎます。人間味が感じられません。
うらやましいのとやきもちは分かりますが、お客様に迷惑をかけちゃだめですよ!
しかも成績低下、なんか頭を抱えています。そういう所が妙にリアルなのですが。
九条くんのヘルプは、ありがたく受けておいていいのでは?
ジェームズが日本育ちで英語が話せない、というのは意外でした。
結局九条くんに習うのも笑えましたが、柚子ちゃんとの三角関係は一体・・・まあ次を楽しみにしますか。

「恋するプラスチックベイビー」不思議な甘さを扉から感じます。
宇宙人ぽいにはこけました。この妙に情熱的で、どこか間が抜けた会話は面白いです。
男の子のピアノもかっこいいですね!
好き、と見抜かれてのパニック、確かに見れば分かります。
意味不明のテクニックは笑えました。まあ、少しは気になっているようですが・・・って、これで全く気にならなかったらおかしいですね。マイナスでないようなのはいいのでしょうか?
歌うのが楽しい、僕もそう思います。少なくともかったるいとは感じませんでした。
面白いとラブとはどんな関係なのでしょう?
プロになる、とはっきり決めているようですが、音大付属でもない人にチャンスはそうあるでしょうか?週一回のレッスンじゃ絶対足りないです。今から生活の全てがピアノじゃないと、プロは難しいのでは?
キリコちゃんの「忠信くんのおよめさん!」には爆発しました。面と向かってそれを言われたらなんと答えていいかわからないでしょうね。
真っ赤になっている二人、妙に可愛いです。
忠信くん、この女の子が好き、という感じはあまりないですね。確かに「なんでも話せるのはお前だけ」は殺し文句の一つですが。
そして、「ぶっ壊したいとも思えない」という言葉・・・相手の幸せを優先することに、彼女の「心」のレベルの高さを感じています。
僕はこういう、サボりたい奴等はほっといていいと思っています。というより、真剣にやりたい奴だけ残れという主義です。
すごくむかつきますけどね、もちろん。「違反ばっかしてんの自分らじゃカッコいーと」同感ですが、彼らに言葉は通じないのでは?
この蹴りはびっくりでした。何人にパンツが見えたのかは追求しないことにしましょう。
死んでますよね、これ・・・
混乱する会話もとてもリアルですね。
そしてデートの約束をしたところで故障、どうなるか・・・すごく心配です。

「すくらんぶるb-3」これで本当に最終回ですか・・・あっさりして読後感のいい作品でした。
すずらんさんの見送り、僕はむしろ監視を感じたのですが。
帆志、「「冷静」なんてくそくらえだ」といいつつあまりにも冷静な自己分析ですね。
そして、柵を飛び越えた瞬間車・・・轢かれたと確信しました。ここはうまくだましてくれましたね。
わざわざ「その程度の存在ですの」と気持ちを煽るようなことを言うのに、複雑な感情が分かって息苦しいです。
そしてこの連絡・・・でも、「近づかない約束」といってもこれはひどいと一瞬思いました。少なくとも親友としてであっても、飛んでいくのは当然ですから。
でも真意を悟ると、逆に切ない気持ちになるのですが・・・
空ちゃんの心の揺れ、始めてみせた弱さに息が詰まりました。
そしてヘリコプターの接近はすごく嬉しかったです!やはり演出効果がありますね。
空から伸ばされる手と固く結び合うのも効果的です。
ストレートな告白も素敵です。
あっさりしたエピローグですが、とてもさわやかな感じです。お疲れさまでした!次回作を楽しみにしています。

「こっちむいて!みい子」この年でこんな苦労を・・・うらやましいぞ!僕はそんな苦労、君の三倍の年になってもできてないんだ!
普通の朝の情景、すごくいいですね。オムレツが半分、というのも年相応といいますか、リアルでいいです。
で、朝玄関にかけられたプレゼント、はあ・・・諦めてから十数年、そんな概念があるということさえ忘れていたような・・・
別の子からのプレゼントだったとは!思わず笑ってしまいました。
感情を抑える術を知らない、でも余計な策略がない小さい子のストレートな感情はとてもいいです。
でも、リサちゃんの「ひどい!」と泣いてすがるところに、まぎれもなく女の性悪さを感じました。
そしてチャンスと見て徹底的に攻撃するのも、なんか気持ちよくなるぐらいストレートに女ですね。
つついてみたかっただけって、「酸っぱいブドウ」ですね。この若さでそんな・・・しかも諦めるわけではないとは。
悪いのはぜんぶみい子おねーちゃん?爆笑。
まあ結局、こいつは幸せものということで。くそう・・・と悔しがりつつ笑っています。
しかし、ゆかちゃんのほうがみい子ちゃんよりお姉さんに見えます。

「バレンタインなんて大嫌い!!」これはまあ・・・絶句。色々な意味で忘れられそうにありません。
ファーストキスのショック、女の子にとっては言葉にならないでしょう。もしこんな形で奪われたら、と思うとたまらないでしょう。
逃げても無駄、というのに、一種の嗜虐性を感じました。それがまた強いエロティシズムになって画面から匂ってくるのです!
夜まで二人きり、って・・・悪代官と町娘は笑えました。
男の部屋に入ったのは始めてなのでしょうか?この緊張が少し笑えます。
しかし、からかわれたことに痛みを感じている姿から・・・忘れようにも抑えきれない想いを感じてつらいです。
なのにケーキでふわふわしてしまうのにほっとしました。好きを連発させて引っかけようとしたのは笑えました。
毎日見ていた・・・そんなものですよね。あれ?なのに、なぜ僕は・・・好きな子のことをあまりにも知らないのでしょう。隣の家でずっと見ていたはずなのに、好物も行っている塾も好きなテレビや音楽やマンガも・・・何も。
外に出て真っ赤になってしまうの、なんだか可愛いです。
でもそれをいじめに転化してしまうの、むしろ情けなく見えてしまいます。
それでこちらからキスしてその隙に手紙を取り返すのはびっくりしました!しかも「キスなんて何よ」って!すごい迫力があります。
最大限傲慢な表情で破ろうとして、でも痛みに包まれて泣き出してしまうのは・・・僕が崇だったら後悔でのたうちまわると思います。好き合っているのにそれが憎悪になってしまって、それと好きという想いが変に混じっててがつけられなくなって・・・すごい感情をうまく描いていますね。
しかし、昨日のアルバムで逆に弱みをみつけるとは、強いです。しかも同じ手でやり返すなんて。
その答えには爆発しました。
まさか公開告白をするとは・・・で、昔はああだったのですか。確かにこの状況でうれしいよ、俺も大好きだと抱き寄せられる小学生はいないと思います。
これが成長というものなのでしょうか。
ラブシーンはとてもいいのですが、僕はむしろ・・・文句を言う周りの皆さんに同調しています。
ラブレターをなぜ持っていたかは予想通り。一生ゲームしてろという感じです。

「原宿バンビーナ」不思議な迫力があって面白かったです。特に男の子のキャラクターが宝塚のようにかっこよく、楽しめました。
意地悪役の言動にはむしろ懐かしさを感じています。
鉄男の「今なら・・・オマエの気持ちも理解することができる」という言葉、すごく深いですね。人間として一番大事なものを知った、だからこそ本当に人を思いやることができる・・・だから。
恋は相手のことを全部知っている必要はないのでは?何も知らない、路傍で会った二人でも次の瞬間、命がけの恋に燃えることもあります。
情熱で時間のハンデをはねのける決意と結束の熱さは強く伝わってきます。
事務室で何をどうするのか、僕は全く分かりませんでした。
一流デザイナーとして有名、と言っていることは・・・逆に被服科の連中を認めていることでは?逆に、この盗作したデザイナー、泉さんの頭を万力で締め上げているようなものです。残酷ですね。
志摩子さんの「あのチビさえいなくなれば」というのが、ため息が出るほど悲しく、そしてよくある勘違いですよね・・・恋敵を排除すれば自分の恋が叶うとは限らない、自名だとおもうのですが分からないものです。
この色気はすごい。アンドロジェニー・・・両性具有、という言葉の感じが伝わってきました。
ホチキスは実際、衣服の応急処置には便利です。スカーフを垂らして実演してくれるのは親切な説明ですね。
このその場にあるものの応用には呆れるやら驚くやら。
口紅をぬぐって男に変わったときの色香がまたすごい。男子も女子も脳髄が痺れたでしょう。
私のほうがキレイなのに、と悔しがる紅葉さんが笑えます。
泉さんの誠実な自覚にはほっとしました。少し遅いですが・・・一度でも盗作をしたら・・・
で、優勝だけはないって・・・しぶとい。
けれどもこうなりましたか。あまり胸が熱くなったような様子はないのですが。
新展開が楽しみです!

「PiPiPiアドベンチャー」なんかいけないものを見ているような気がします。女の子の世界を男がみるものではないような。
バレンタインを知らない、まあ忍者は修験道系習俗の下にいますから、キリスト教の、しかもごく一部の習俗に過ぎないバレンタインを知らなくても不思議ではないです。
マロンちゃんがピカチュウたちに幼稚園の先生のように教えるのは微笑ましいです。
このふたりのケンカを見て「仲いーのねー」とは・・・大物ですね。
確かに占いは女の子らしいです。で、この最悪の占い・・・三人とも笑っていながら結構本気にしているのが見ていて笑えます。
でも、ウオールがすることじゃないからと否定するのはすごい。
占いはそういうことでしたか。三人ともなんだか素敵です。
僕のような男にとって、占いや魔法というのは一種の学問なのですが、女子にとっては違うのですね。

来月号は新人が出てくるようですね。嬉しいです。おおばやし先生の新連載も楽しみです!

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